波琉太の病気で、長らく会えなかった母の所へ先日行ってきました。
1年4か月ぶりです。
母は車いす生活ですが、
自分の事は大体できるのでケアハウスと呼ばれる施設に入っています。
波琉太のいない車の後部座席で、
私は前にここで泣いていたことを強烈に思い出しました。
波琉太の誕生日、よく晴れた公園で写真を撮っていました。
ベンチに座って機嫌よく、良い誕生日にしたいと思っていた時でした。
2021年4月23日、波琉太9歳の誕生日の早朝でした。電話がかかってきて、母親が施設で転倒して、
救急車で病院へ行くことになったとのこと。
その後、施設から離れた救急病院に搬送されることになって、
病院に向かってくださいということでした。
入院や手術にはいろんな手続きが必要で、
私が行くのは当然なのですが、
突発的なことに対応するのが苦手な私は、とても憂鬱なことでした。
その病院に向かう車の中で波琉太を抱っこして、
私はワーワー泣いていたのでした。
その4日後、母の手術の日にまた病院へ。
PA休憩で撮った写真です。
山陽道の権現湖PAで、兵庫県の加古川市にあります。
普段通らない高速道で、湖がそばにあったのを思い出しました。
この時はコロナ感染症の緊急事態宣言が発令中だったので、
それだけでも気の滅入るお出かけでした。
ずっと付き合ってくれてた波琉太にありがとうです。
さて先日母に会ってきた話に戻ります。
波琉太が亡くなったことは伝えていたのですが、
その日、波琉太について母の口からはついぞ話は出ませんでした。
11年間私と波琉太はセットでしたが、
95歳の母には、もうすっかり記憶の奥底にしまわれていたようでした。
・なぜこんな日にと泣いてはハル抱っこ母の病院向かう車中で
・故郷に行かねば楽しお出かけをもっとできると恨む日もあり
・ただハルは動かず用事するわれをじっと待つだけ素直な目して
・もう母は目の前己が関心の向くことばかりハルもいなくて
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2024年02月24日
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