2023年02月03日

君の命日 12年を過ぎて

2月3日は波琉太のお兄ちゃんアレクサンダーの命日です。
2歳5か月で旅立って12年が経ちました。
去年の記事→「君の命日11年を過ぎて」2022.2.3

近所の道で、1歳のアレ君です。
P1100061.JPG

亡くなった時、チューリップがたくさん花屋に並んでいたので、
チューリップ忌と名付けて花を飾っています。
今年はこの1本です。
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アレ君が亡くなってから1年間はずっと花を活けていました。
アレ君がよくいた場所、床の上ですが欠かさずに。
また命日のチューリップは10歳まで生きてほしかったという願いを込めて、
花の色だけ年を取らせて、同色の花の本数を増やしていきました。
10本が同じ色になったときが満願でした。

そして万感の思いを込めて迎えた波琉太が無事10歳を迎えました。
そんな時にいろんな命にかかわる病気が見つかるなんて。

私はこれまで繰り返し考え書いてきたことがあります。
アレ君の死因は何だったのか、
そして独りでいる時に死なせてしまったことを悔やみ、
ずっと心残りでした。

死因については私なりに心臓に原因があったと結論付けています。
寝てても起きてても呼吸が難しい子だったので、
何をしていても息苦しかったでしょう。
ただ苦しい思いは一瞬だったのではないかと思います。
波琉太が発作を起こして呼吸が止まった時を見て、
そんなふうに思いました。

アレ君は私の部屋の、私が寝ていたベッドの真ん中に、
横たわって亡くなっていました。
隣の部屋には大好きなR君がいました。
アレ君の耳には隣の部屋のR君の寝がえりの音が聞こえていたかもしれません。
階下で私が料理をする音が聞こえていたかもしれません。
横たわったベッドには懐かしい私の温もりと匂いがきっとあっただろうと思います。
アレ君は突然の衝撃にびっくりしただろうけど、
いつもの中で旅立てたのではないでしょうか。
そんな悪いもんじゃなかったのでないかと思うようになりました。


発作にて倒れしハルと重なりぬこうやって君旅立ちたるか

倒れたるハルの呼吸の復活し君も助けたような気のして

家の音わがぬくもりと香をまとい君逝く一瞬不安なかったかも

原因のわからぬ君の死12年ハルの検査はそれでよかった

ありがとね君の果たせぬ10年をハルは軽々越え今生きて


今日、そして次の今日、波琉太が機嫌よくしていることを願って。
次の目標は11歳、アレ君、波琉太は大丈夫です。
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posted by ちゅんこ at 07:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅立ちを悼む | 更新情報をチェックする
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