2月3日は波琉太のお兄ちゃんアレクサンダーの命日です。
2歳5か月で旅立って11年が経ちました。
去年の記事→「君の命日10年が過ぎて」2021.2.3
2010年11月、アレ君が2歳2か月の頃、
動物愛護センターに行った時の写真です。
庭の動物の像が怖いアレ君。
幼児みたいでかわいかったのをおぼえています。
前にも書いたことがありますが、
記念日の記憶。
アレ君の亡くなった前日、当日のことを断片的ですが憶えていて、
それを何度も繰り返し思い出し書いてきたので、
記憶はしっかり固定されているようです。
今これを書いているのは、午前4時半くらいです。
ちょうどこの時間にアレ君は一人で逝ってしまいました。
多分そんな苦しむ暇もなく、逝ってしまったと思うけれど、
私がそばにいてやれなかったことが、一番の後悔です。
アレ君は寝床の2階に、私は息子のお弁当を1階で作っていました。
2011年、東北で大地震が起きた年のことでした。
毎日、夜明け前のこの時間が怖かった、
毎年、2月を迎えることが苦しかった、
2月3日は平常心ではいられなかった、
2歳が怖かった、
2歳5か月を過ぎる頃が恐ろしかった、
波琉太と過ごす中、たくさんの不安を感じながら、
11年が過ぎました。
皆さんそうだろうと思います、今も涙が出てきます。
涙が涸れることを初めて知った日、
食べ物に味がないことを初めて知った日です。
亡くなった時、チューリップをいただいたので、
チューリップ忌として毎年供えています。今年は新種多めに5本活けました。
呼吸に難のある子だったので、
ちゃんと眠れず、とてもしんどい生涯だったと思いますが、
フレブルらしい頭の大きな鼻ぺちゃのかわいい子でした。
この1年、またたくさんのお友だちがそちらに行きました。
私の匂いをまとった子もいました。
私の記憶、まだアレ君にあるかな。
・恵方巻き無邪気に眺めし愚かな日君逝く知らずもう節分なし
・お盆よりお彼岸よりも命日が君われの元戻る日と思う
・11年胸掻きむしるこの思い愛し足りなき君のいなくて
・生きてゆく忘れられなき日を増やし君とハルとで埋め尽くされて
・君を恋うわれも年取り忘るるも思い起こすも自然に任せ
・われのほか誰ぞ憶えているだろか君の命日節分でなく
波琉太はもうすぐ10歳、アレ君に生きてほしかった10歳にもう少し。
波琉太の向こうにいつもアレ君を思いならが、
今日も生きてくよ。
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2022年02月03日
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