2021年08月12日

再発性角膜びらん

8月4日、波琉太の左目はどうなったでしょうか。
潰瘍性角膜炎治療の続きです。
前回は「潰瘍性角膜炎血清治療」2021.8.7
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発症から10日、波琉太の血液から作った血清で治療を始めて5日。
見た目には何も変わってないけれど、かすかな望みを持って行った病院です。
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やはりちっとも良くはなっていませんでした。
さらに恐ろしい言葉を聞きました、「傷に体が反応していない」
名付けられたのは『再発性角膜びらん』です。
再発性というのは、瞬きをするたび表皮がめくれるという意味です。
傷と言っていますが、正確には角膜の表皮が破けてはがれている状態で、
波琉太の左目は浅いけれど広くはがれていて、
体が反応していれば血管が傷の部分まで伸びていくはずなのに、
その傾向が全く見えないのでした。

さて治療は第3段階(第1は抗生剤と保湿剤点眼・第2はそれにプラス血清)
目に部分麻酔して角膜の表皮をめくるという方法です。
週1くらいで、ブヨブヨと表皮のめくれの端の浮いている部分をはがします。
これで体の反応を促そうとするものですが、
そうか、重要なのは自分の治癒力。
今までずっと、これからもどんなに医学が発達しても最後は治癒力。
すごいな。
ということで、この処置はすぐに済み、また家では点眼の毎日です。

翌5日。
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普段の生活には支障ないとはいえ、しょぼしょぼの目です。
なんだか右目にも目やにが出て、もう両方悪くなったらどうしよう。

Instagramにその目のことを書いたのですが、
いろんな経験を書いて下さる方がいらっしゃって、
治療期間は1か月の子もいれば3か月の子もいて、
根気強く治療することが必要なようです。
今同じ目の治療している子や、以前手術した子もいて、
仲間がいることに随分心強さを感じました。
ありがたいことです。

8日。見た目は全く変わらずです。
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9日。左目が白くくすんで見えると思いますが、
これが表皮のめくれている部分です。
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そして、毎日の大量の点眼で荒れてしまった頬のしわのところ。
こまめに拭かないと。
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抱っこされ別室で目を剝がされに不安なハルは哀しくかわいく

ご褒美のおやつ減り方半端ない目薬嫌なハルにせめても

一日中目薬差して過ぎるよう3種のハルの点眼治療

病院に行くと言えども喜ばずハルの目治療苦痛であるかな

どうか次の診察では少しでもいいから良くなっているように。
後日に続く。

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posted by ちゅんこ at 08:05| Comment(0) | 潰瘍性角膜炎 | 更新情報をチェックする
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