2月3日、波琉太のお兄ちゃんアレクサンダーの命日です。
2歳5か月で旅立って10年が経ちました。去年の記事→「君の命日9年を過ぎて」2020.2.3
人は10年前のことをどれくらい憶えているでしょうか。
日記をつけているとか写真を撮っている人なら思い出せることもたくさんあるでしょうが、
私にはほとんど記憶がありません。
アレクサンダーが亡くなった前日と、朝起きてからなくなっているのを見つけ、
その後病院に行って、翌日お空に見送って・・・
他の2011年の出来事は憶えていないのに、
アレクサンダーの亡くなった前後の記憶がまだらに残っています。
ただそれだけです。
同じ年、東日本大震災が起きたため頭の中は二つのことでぐちゃぐちゃになりましたが、
私にはアレクサンダーの死を上書きするものではありませんでした。
もう10年。
月日は過ぎてゆくものなのですね。
ずっと節分は私にはアレ君の命日でしかありませんでしたが、
今年は124年ぶりの2月2日になり、いつもよりは穏やかな気持ちです。
・君逝きし日は節分の呪縛から今年は逃れ稀なる巡り
・また1年数多の友の旅立てり君の世界に愛あふれてく
・何すれば何してなければ君命永らえられたと悔いはしこりに
・この土手の橋から橋をハルならば歩いて行けると君をしのびて
・気配にも夢にも君の現れず良き後の世の笑顔を信ず
ありがたいことに波琉太は足が悪いけど元気にしています。
アキレスを噛んで遊んでいます。
今年もチューリップを10本買ってきました。
アレ君が亡くなった時、花屋にはチューリップがたくさんあったので、
命日をチューリップ忌と呼び、毎年10歳生きてほしかった願いを込めて、
10本を供えています。
・転生やパラレルワールド亡きものを蘇らせる物書き頼み
・備えても詮無きことと思えどもきみ亡き後の歌探してる
・現世より来世の知り合い増える頃わが人生の終わり見えたり
・君のこと大好きだったよ今も好きあんなに早く逝っちゃうなんて
・飼い主が嫌になるほど生きなさい戒め励まされわが歌に
実はアレクサンダーも波琉太と同じく、体の短い子で、
足の長さのバランスがおかしかったのか、歩き方もなんだかおかしかったのをよく憶えています。
これは誰に向かって走ってたのでしょうか。
光の向こう、天国が見えていたのかなと思います。
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2021年02月03日
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