できればお散歩には行きたいのですが、
雨が降っていなくても、蒸し暑くてとてもしんどい日があります。
波琉太は雨の音が苦手です。
強く降っているときは眠れないし食べられないし。
ご飯時にはとても気を使います。
先日も雨音がするなと思いながらも、ご飯を食べ始めた波琉太ですが、
音が気になったのでしょう、
わざわざ窓を私に開けさせ、雨降りを確かめました。するともう駄目です。
食べかけご飯は残して、じっと外を気にし、
そのうち疲れて寝てしまいました。せっかく調子よくご飯を食べ、体重さえ増えるくらいだったのに、
何か他に原因があるのではないかと思うほど心配しました。
雨が止むとまた食欲が回復したのですが、本当にデリケートです。
いくら食べてほしくても、どうにもならず、
波琉太の思うまま、私はあれこれ心配するしかないですかね。
・大好きなおやつ嗅げどもハル食べず激しき雨音神経過敏
・雨降ればご飯も食べずうんちさえ調子の狂うハルは繊細
・おとなしくひ弱なハルよ別の子になっただろうかうちで育たねば
・あれこれの理想も現実には勝てずハルの意思には逆らわぬよう
コロナ自粛で閉館していた図書館が開館し、
ようやく自由に本を借りられるようになりました。
面白くあっという間に読めたこの本、江戸時代の獣医のお話です。
江戸の町、小石川養生所で名医と言われた医者が、訳あって獣医になったのですが、
特別な修行もできない中、動物の習性を観察することで、
人にとっての問題行動や悩みを解決していくというお話です。
どのエピソードも良かったのですが、その獣医が猫の飼い主に言う台詞が良かったです。
「トラジは獣のくせに、あんたの勝手でここにいるんだ。ここにいてくれてるんだ。トラジに余計な負担を掛けようなんて考えずに、少しでも楽しく穏やかに暮らせるように、あんたが心を配ってやってはどうだ?」この猫は実は飼い主思いの賢い猫ですが、
飼い主のある行動によってパニックを起こしてしまい、人を怪我させます。
そのため叱られ叩かれ、捨てたいとまで。それを戒めた言葉です。
思い出します。
波琉太と一緒に暮らし始めたころは理想に燃えて、
あれもさせようこれもさせよう、食べ物はこれ、散歩はこう、などと思っていたのに、
そんなことは全く叶わず、気が付けばすべて波琉太の思うがままです。
たまに冗談で頭をぽこんと触れるように叩くことはありますが、
波琉太に腹を立てる時というのは自分の体調が悪かったり余裕がない時と、
バロメーターになっています。
もともとおとなしい子でしたが、1つも問題はないです。
私の悩みは多くても、波琉太の中では1つも問題はありません。
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