カートにも乗らず長い距離を歩いています。散歩で歩くのは普通のことではないかと思われるでしょうが、違うのです。
波琉太は何かに追われています。
何かから逃げています。
どこに逃げるのか、逃げればいいのか自分でもわからないまま。
この日は曇りでやや風が強く、この前の激しい雷雨の日→「パニック」2019.5.19
を思い起こさせるようなお天気。
多分その記憶に波琉太はパニックを起こしていたのだと思います。
もう暑くてバテバテなのに、これだけ歩けるのかと思うほどです。
普通に散歩していて、暑いのでのんびりしようと思っていたら、
突然歩き始め、どんどん歩いてスポーツセンターという場所に行きました。
野球観覧席を上に登ろうとして、やめてまた歩き始めます。
疲れが見えてきたのでカートに乗せて家路に向かったものの下りようと身を乗り出し、
下ろすとまたスポーツセンターへ行こうとしました。
もうパニックでわけがわからなくなっているようでした。
結局、私の抱っこと、カートインを繰り返してなんとか家まで帰ることができました。
その後雨は夜遅くに降ったものの、波琉太が起きている間は落ち着いていましたが、
怖い、パンティング、わけわからなくなる、というのはどうにかしてやりたいけれど、
私にはどうにもできず、雷や雨や風が過ぎるのを待つだけです。
・ハル逃げる正体わからぬ恐怖から行き着く先の知れねど歩く
・パニックよもう何しているかわからずにハルの恐怖はまた恐怖呼び
・限界をとうに越したりガハガハと恐怖に歩くハル抱き上げん
・災難な動体視力良きハルの光の細かな揺らぎに怯え
家の中でも・・・波琉太の怯えている後姿。何が怖いかというと、向こうに見える窓から見えている外の光です。風で揺れたり、とにかく光のきらめきとか揺らめきが怖いです。
そんな波琉太の家の中での逃げ場所は少ないのですが、その一つ。脱衣所。特に誰かがお風呂に入っているとき。
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