綺麗な風船があったので写真を撮ってみました。
モスバーガーの店頭でこのお店の40周年をやっていました。
私が20歳の頃にできたお店?すごい。
今回は波琉太の話題でなく、文章が長くなります
40年と言えば、先日私は高校時代のクラブのOB・OG会に行ってきました。
クラブの同窓会など初めてですが、付き合いのなかった人とは高校以来です。
還暦記念に一度集まろうということになりました。
高校卒業まで在籍していた部員は男女各7人、計14人ですが、
残念なことに男子の1人は亡くなられていました。
この日は女子2人の欠席で、集まったのは11人でした。
青少年のリーダー活動を育成するクラブで、
キャンプ場に行ったりや子どものイベントに参加しながら、
男女区別なく仲良く活動していたことを憶えています。
私は大学生までこの活動を続けていました。
さて集まってみると、えっ?誰?、と思う人も。
でも一番ショックだったのは、私がえっ?誰?と言われたことでした。
そうか、そんなに変わったのか。
けれどほぼ変わらない外見の人もいて、この違いはどこから来るのだろうと思いました。
でも高校生の一番若かりし頃と違うのは当然のことです。
私の自分に対する幻想はあの瞬間に全て砕かれました。
けれど変わっていないなと思うことがありました。
その人のしゃべり方、物事のとらえ方、雰囲気です。
声はほとんど変わらないので、会話だけ聞いているとまるで高校生でした。
くわえて、私たちはキャンプネームという呼び名があったので、
○○さん○○くんとは呼ばず、ますます当時のままでした。
話しているうちにみんなの当時の顔を思い出していったのですが、
当時の写真を見ても自分の顔だけは今と結びつけるのが難しかったです。
そりゃみんな私がわからないはずです。
見た目はこんなに変わり果ててしまったのですね。
では、みんなは変わらないなと思った中身は、自分はどうなのでしょう。
高校時代から中学、小学時代まで遡って話をしていて、
案外いろんな子と分け隔てなくしゃべっていたなと思いました。
けれどこんな遠慮なく話していたのだろうかとも思いました。
思ったことをどんどんしゃべって、みんなに甘えて、信じていて。
気の置けないというということでしょうか。
こんな私がいたのだということが嬉しくなりました。
高校生だから許されたこともあるでしょうが、
少しでもあの頃が残っていてほしいと思ったのは私だけだったでしょうか。
同窓会マジックですね。
11人中地元に留まっているのは7人、意外でした。
11人中働いているのは6人、私は何で生活しているの?何やってるの?と聞かれ、
犬の散歩と答えました。
今の生活のほとんどを波琉太が占めているので。
11人中持病を持っている者が3人、立つたびに膝が辛そうな人も。
私は元気ねと言われ、仕事やめて元気になったと答えました。
少々のことではもう病院には行かなくなりました、波琉太は別です。
そして小さなことですが、会費を集める段になって、
男子は6000円、女子は4000円と言われました。
飲めない男子もいたのに、この男女差はひょっとして世の中最後の、
私たち世代独特の優しさ・・・ですか。
いや、女子があの頃からずっと強かったので、その気持ちが出たのかもしれません。
子どもの話題も、孫の話題も出ず、親やパートナーの話題も出ず、
自分たちだけの今と昔で盛り上がったOB・OG会でした。
・この感じ高校時代の着地せぬ会話よ脳内若き姿で
・今だから言える話題で盛り上がり当事者だけは気まずき顔で
・忘れてることの多くて人からのわがエピソード大笑いする
・○○ちゃんと久しぶり聞く同窓会小学生に戻りて呼ばれ
・犬体調悪くて同窓会来れぬ笑える理由のみな伝わりて
・いろいろな人生ありと地元住む同級生から消息を聞き
夜の10時ごろ帰宅しましたが、
波琉太はずっと私がどこにいるかと別の部屋を見たり、玄関の方を見たりしていたそうです。
ひと時も離れるのは嫌だけど、おかげで楽しい会に行けました。
たまにはこんなのもいいですかね。
父さんのそばで大人しく待っていた波琉太でした。長い文章を読んでくださってありがとうございました。
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2019年02月28日
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