腰の調子というのはヘルニアのことですが、
診察や治療を通して、U型ヘルニアではないかということがわかってきました。
ヘルニアというと立てないとか痛みに苦しむという印象を持っていましたが、
ヘルニアと言われながら波琉太にはそんな症状がほとんどないことが不思議でした。
その症状が出るの主には急性と言われるT型ヘルニアで、椎間板内の一部が突出するものです。
U型はその突出がなく形が変形して神経を圧迫するものです。
さらに波琉太はその症状が常時出ているのでなく痛みも感じているようには見えません。
歩いている波琉太。
はっきりと画像診断したのではないので確定しては言えませんが、
その症状は違和感、しびれているような感じではないかと思います。
具合的には立っているときに片足を蹴るような動作をすることです。
でもよく観察しているといろいろなことがわかってきました。
●ブルブルをよくする。
腰が気持ち悪いためか何度もします。
波琉太は元々よくブルブルをするなと、ずっと思っていました。
走りながらすることもあって面白いと思ったものでした。
●背伸びをよくする。
この間寝ていた時気持ち悪かったのか前腕を伸ばして猫のポーズを取って背を伸ばしていました。
ブルブルほどではないですが、これも波琉太はよくするなと思っていました。
●後ろ足で腕の裏側を掻く動作をする。
どこを掻いているのかよくわからず、エア掻き掻きみたいになって、
床をトントントンと叩く音が響きます。
これは掻くのではなくて、動かさずにおれないような感じです。
●足を舐める。
足舐めをするので困っていて、薬や消毒などしていましたが、
問題なのは後ろ足です。
足が気持ち悪いからか、とにかく舐めます。
気を逸らそうとするのも無理なくらい舐めます。
?手を人に揉ませる。
これはどうなのかわからないのですが、
たまに手をひっくり返して肉球を舐めようとすることがあります。
手まで気持ち悪いのかもしれません。
手も足もそうですが、指の間を揉むと足がぴくぴく動きます。
?匍匐前進。
波琉太の唯一の特技というか芸というか。
今の匍匐前進は寝そべって腰を伸ばし足を掻き掻きしてあまり前には進まず、
これも気持ち悪さの行動なのかもと思います。
(全て波琉太に関しての様子で判断等は私見です)
このようなことが、いつ頃からか、2年前ヘルニアを発症する前からあったような気がします。
ヘルニアはじめ関節のためにも、環境や運動等気を付けていたつもりですが、
サインは出ていたのかと思います。
いじいじと気持ち悪い症状が出るので父さんの膝に抱かれています。
こうやっていたらおとなしくできるほどの症状です。
・なにをそう思い悩むか目の前に温かくハル生きているなり
・ハルのこと以外に優先すべきことわれにはなくて24時間
・しんどくて寝ているものか寝れるほど元気になりしかハルわからなく
・フレブルはマイナスからのスタートで負いたる障りわれ埋めんとす
・胃の重くめまいしそうな現実にハルの元気がわれ元気にす
症状が出ていないと、足舐めもせず眠ることができます。
犬はなんでも寝て治す、と思っていますが、
これは寝ても治らないかな。
この型のヘルニアは治りが遅いようですが、
だんだんと病気の正体がはっきりして、自分のすることがわかってきたように思います。
何より波琉太の表情が私を勇気づけてくれています。
リンク集

にほんブログ村
