2018年11月04日

虹の橋とシッポ

先日、ほんの少し雨がぱらついた夕方、東の空に虹が出ていました。
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久し振りに見る虹です。
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虹と言えば、
私は金曜夜のドラマ『僕とシッポと神楽坂』を観ています。
獣医さんのドラマと言えば、小栗旬さんのドリトル先生を思い出しますが、
ドリトル先生に比べ『僕とシッポ』では、死が容赦なく登場します。
毎回涙が流れてしょうがないのですが、
特に第3話の愛猫を残して逝ってしまう老女(加賀まりこさん)のお話が印象深かったです。
ペットが亡くなるというのが定石の流れなのに、
最近話題になりつつある問題を取り上げていました。
私の周りにも、もう自分の年では飼えないとおっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。
でも、ずっとそばにいてほしいという気持ちもよくわかります。
身につまされたお話だったと思います。

ドラマでは、老女は「お母さんはなんだか疲れた」と言って、
自宅でうたた寝でもするかのように横になり、
ネコちゃんの手を触って、そのまま亡くなります。
遺されるネコちゃんは行く先が決まっていたので、安心した最期でした。

またドラマの主題歌、嵐の『君のうた』には、
歌詞の中に♪いつか虹の橋で同じ夢を見よう、というフレーズがあり、
ドラマの中でも相葉雅紀さん演じる高円寺先生が虹の橋の話を毎回のようにします。
虹の橋というのはいつごろか言い伝えられている、亡くなったペットの魂が、虹の橋のたもとにある緑の草原が広がる楽園に行き、そこで元の飼い主を待っていて、彼らの飼い主がまた世を去った日、この場所でペットと人々は再会し、虹の橋を共にわたって天国へと入って行くというお話です。

合理的な私ですが、本当に虹の橋のたもとで会えたらと信じたく思います。
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歌のどのフレーズも心に響くのですが、
最後の方に♪共に過ごしたこの街の記憶がずっと輝けるように、というフレーズがあります。
大切な子が亡くなっても自分はこの町で生きていかなければならないことを思います。

私は先代の子アレクサンダーを亡くしてから、死がとても近いものになりました。
その間にも自分が年を取り、ますます死について考えるようになりました。
どんな人でも動物でも、どんなに愛していても訪れます。
逆縁でない事だけを祈ります。

あの虹の橋のたもとで君われに会うを待つかや元気な顔で

待つ君のいればわが死も恐れずに迎えられるかな心慰め

チロ、チビ、エル父をば待ちていたろうかあの時虹の橋のたもとで

今は波琉太といられて、それで幸せです。
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posted by ちゅんこ at 05:52| Comment(0) | メッセージ | 更新情報をチェックする
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