波琉太は時にアイドルと言ってもらったことがあります。
応援うちわで、こんな感じでしょうか。
これは鼻ぺちゃワンコの集まる”ハナペチャ会”で開かれた仮装コンテスト、
その時のテーマ‟アイドル”で使ったうちわです。
2014年3月、波琉太は1歳11か月です。
何のイメージもなかった私は、
当時絶大な人気だった嵐のデビュー曲「A・RA・SHI」の衣装を作りました。
その時ギャラリーにお願いしてうちわを振ってもらいました。
「指さして」とか「ジャンケンして」とかでなく、
波琉太への当時の切実な願いが。
でも本当のところ、アイドルって何か全然わかってなくて、
せいぜい旧ジャの面々がそうかと思っていたくらいです。
ところが、前にも書いたのですが好きなアイドルグループができて、
人生初のライブビデオを一気に3枚買いました。
さらにアルバムを買い足し、
最新のは予約して手に入れました。
東京ドームのライブ映像は4月23日に収録されたもの、
去年の今日です。
波琉太の11歳の誕生日と一緒だったことがとても嬉しかったです。
波琉太が自分で姿勢を取りづらく、夕食後落ち着くまで足元に抱えて、
一緒にライブのビデオや出場番組の録画を見ていました。
CDやYouTubeでずっと音楽を一緒に聞いていました。
アルバムが届いたのは今年の1月9日、亡くなる1週間ほど前です。
1回でも一緒に聞けて良かったです。
ちょうどコロナ禍が始まったころから、
私の好きな俳優さんのラジオが終わり、好きな俳優さんが不幸な死に方をし、
さらに好きな俳優さんが事故を起こして一旦地上波から消えました。
だんだん歩けなくなっていく波琉太といて
とてもしんどくなる時がありました。
好きなものが全部いなくなってしまうような気がして、
どこにも出歩くこともできず、不安定な世の中だったこともあって、
とても不安で鬱々としていました。
そんな時に出会った声、名前、曲、映像でした。
アイドルとは人気者という程度の認識でしたが、そうではありませんでした。
そこには全力がありました。
キリがないのでCDもビデオも1枚しか買わないと決めていたのですが、
とうとうシングルCDも買ってしまいました。
・これからは元々わが手に届かない推しなら失う恐れもなくて
・楽しみはありますハルの死んだってでも楽しみねってハルに言えない
・ハル写真思い出推しの歌映像あれば死ぬまで生きていけるか
・悲しみも怒りも憂いも推し映像見ればいっとき逃れ忘れて
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