その後の検査で別の病気が見つかったことを書いています。
かかった病院は、
救急病院→かかりつけ医→高度医療二次診療施設の順です。
精密検査の前日、夕方の波琉太です。
この日もとてもかわいかったです。
1月16日、麻酔をかけての検査なので飲食抜きで行ったのは、
大阪にある、近畿動物医療センター付属動物病院です。
待ち疲れてアゴ乗せ波琉太になっていました。
まず、心臓に重なるように影が見えるので、
麻酔をかけての検査に耐えられるかが調べられました。
すると、腫瘍は中にあるのではなくくっつくようにあって、
まだ中に入り込んではいなかったため、
心臓の動きには全く影響がないことがわかりました。
それで予定通り、頭はMRI、体はCTの検査をする事になり、
長い待ち時間を過ごすことになりました。
10時半頃から始まった波琉太の診察検査、
それが終わって説明を受けたのは午後1時半頃です。
頭のMRIについては、異常の箇所の状態から脳炎という判断がくだされました。
フレブルに多い脳腫瘍の所見ではなかったようです。
ステロイドや抗けいれん剤で治療していきます。
しかし、私には脳炎ですら小さな病気に思える結果が、
体のCT検査からわかりました。
心臓や他にも何かの影が見えたのが、全て腫瘍だったのです。
一番大きな物が心臓にくっつくようにあります。
その他、胸のあたりの、多分リンパ節に1つ。
副腎が肥大していると思われていたのが、実はその横辺りに1つ。
そして左の甲状腺に1つ。
大小合計4つの腫瘍が見つかりました。
それらは神経内分泌系の腫瘍(ホルモンが関係している)で、
人でも、ましてやワンコで多数というのは珍しいということでした。
私には知識が全くなく、説明はわかっても理解ができません。
余命なの?死ぬの?などと聞くことなんてできません。
ただ臓器の中は肺や腸や、どこにも腫瘍はなくて、
4つの腫瘍も転移なのか、独立してあるものなのかわからないということでした。
これ以上の検査は直接組織を採取してとなりますが、
それぞれ絶対傷つけられない場所にあったり、数が多いということから、
難しいと思うという医者の意見に私も同感です。
どれか一つが完治しても、どこかは手が付けられなのなら、
このまま穏やかな日を続けられるだけ続けたいと思いました。
治療としては飲み薬の抗がん剤を提案されました。
その間にもかかりつけ医さんからの電話が入り、
心配してくださっていることがありがたかったです。
あと軽い中耳炎を指摘され、30分ほど説明を受けましたが、
4つの腫瘍に打ちひしがれてきちんと聞けていたのか自信がありません。
でもこの時すでにある程度の覚悟をしていたので、
とりあえず麻酔から覚めて生きている波琉太を見て嬉しかったです。
午後からでもかかりつけ医に、と言われましたが、
今が今というのでなく、翌日行くことにして、
とりあえずゆっくり休ませることにして家に帰りました。よく頑張ったね、とても偉かったね。
・帰宅後と3時間後もきっちりと抜きしご飯をハル催促し
・検査後の消毒薬のにおいさせハルまた普通の生活始め
・奇跡の子ハル何回も乗り越えてだから今度もまたと思いけり
・おこがまし驕りしことよハル命どうにかできるなどと思いて
・これからもハル好きなよう生きていけ私のことなど気にしないでな
検査のときに剃った腕です。ここは麻酔の時のバイタル管理の場所でしょうか。
胸やお腹もところどころ。そこに赤い小さなプツっとしたのも、見えるでしょうか。
これは今までもできてた小さなイボのようなものです。
毛に隠れてそんな気にならなかったけれど、
案外あちこちにできていることがわかりました。
波琉太は10年の長きを生きてきたわけで、
そりゃいろいろ老化現象も出ます。
頑張って生きてきた証だと思いました。
またこの続きは後日に。
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