昨日2018年6月18日の午前7時58分の地震、大阪で震度6弱を記録した地震は、
震源地から約20km離れた我が家の住む伊丹市では震度5弱の揺れでした。
地震が治まった後、父さんの膝で震えている波琉太です。
何の前触れもなく、カタカタという細かい音と共に揺れ始めました。
小さな震度1〜2程度ならこれで収まるのに、
ギシギシという音に変わって大きくガタガタと揺れ、これはヤバいかもと思いました。
それが治まると、今度はユラ〜っと回るような揺れがあって、治まりました。
あれ?緊急地震速報のメールが来ない!
と一番に思いましたが、メール着信音が鳴ったのは揺れ始めて3秒後でした。
震源に近すぎて間に合わなかったようです。
波琉太は散歩から帰ってきて足を洗ってもらったところでした。
ちょうどかゆみ止めの薬を塗っていたので、私はすぐそばにいたのですが、
すぐに波琉太を抱っこして、どこに避難しようかと考えました。
廊下にいて落ちてくるものがなかったので、そのまま待ちましたが、
パソコン机が揺れていたのが見えて怖かったです。
揺れが収まると波琉太にリードをつけ外に出ました。
波琉太は雷などの時もそうですが、家の中を怖がるので、
ずっとそのまま外に居たがりました。
我が家は棚の物が少し落ちた程度で、被害はありませんでしたが、
ニュースで状況を知るにつれ、これは大きな地震だったということがわかってきました。
阪神淡路大震災を経験している私には、あれ以下であるとつい小さな地震と思いがちですが、
小さいとは言えない被害や影響が出ました。
どうしても阪神淡路大震災を思い出す私ですが、
その頃小学生だった息子R君がめちゃくちゃ食べていたのが印象に残っています。
命にかかわる危険や恐怖に遭うと本能が強く働くのでしょう。
というわけではないのでしょうが、波琉太の気分を変えるため朝方スーパーへ車で行くと、
普段より人も車も多いのにびっくりしました。
休校になったのでしょう、小学生もたくさんいました。
だからと言って水やお弁当などが飛ぶように売れて、というのではありませんでしたが、
一部地域では売り切れになったことを考えると、
ちょっとでも停電とかあれば、ここは大変なことになったのだと今更ながら思います。
もしそうなったら、うちには食べる物がほとんどない事にも気が付きました。
波琉太は、恐怖を感じるとそばには寄ってきますが、抱っこしてとは要求しません。
父さんが無理やり抱えました。
普段ならそこから降りるのですが、じっとそのままでした。
膝に乗っているのと、緊張とでパンティングが始まり、クールタイをしました。
体はガタガタ震えています。
吠える子、走り回る子いますが、波琉太は固まって震える子です。
けれど家に中が怖いので、もし戸が開いていたら外に飛び出す子になるかもしれません。
緊張でつい目をつぶって寝そうになる波琉太です。
・ガタガタとハル震えだす父さんに抱かれて揺れの治まりて後
・怖さより守る気持ちの勝らんやハルの存在われを強くし
・緊張に伏せをしたまま耳立てて眠れぬハルよ地震の後で
・ハル連れて災害避難はできぬなり緊張過ぎて命に関わり
・喉元を過ぎて忘れてしまわねば生きてはゆけぬ恐怖の熱さ
昨日の波琉太は緊張でなかなか昼寝もできず、
夕方ごろからようやく落ち着き始め、眠ることができました。
疲れて夕方散歩には出ず、晩ごはんは普段通り食べることができました。
今朝も普段と変わりなく過ごしていますが、少し不安が残っているように見えます。
ぐたーっと寝ているのを見ると、昨日は疲れたのだなと思います。
あれから有感無感の余震が起きています。
被害がこれ以上広がらないよう、このまま終息することを願います。
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