1年前4月11日。退院した日の波琉太です。鼻の穴、広がっています

→「軟口蓋鼻腔手術その後」2015.4.12
あれからちょうど1年経ち、手術したことがわからない鼻になりました
波琉太が手術を受けたのは3歳になる少し前でしたが、
その前1年間ほど、うまく呼吸ができないと思われる状態が続いており、
→「短頭種気道症候群」2015.2.22
私は、中でも睡眠の改善を一番に願って手術をしました。
手術直後の経過は→アーカイブ2015年4月をご覧ください。
波琉太が手術を受けて一番良くなったと思うのは―――活動、運動の時です

パンティングの時、ゼイゼイガアガアと、
聞いてるこちらが苦しくなるような音をさせていた波琉太ですが、
手術直後に濁音は消えました。
暑さに弱いのは変わりないですが、少しは耐えらるようになりました😃《再掲 待ちきれず日が高き刻散歩行くハルの呼吸は意欲を削がず》
→「本当はこんなに走りたかった」2015.4.24
一旦パンティングが始まると、過呼吸みたいになって、
動けば動くほど、加速度的に体力や気力を消耗していきました。
興奮が収まらないとか、遊ふ意欲が全くそがれたり。
今は、少々パンティングをしても平常心を保てるようになったと思います。
次に良くなったと思うのは―――食べることです

元々がっつく方ではなくて、自分で食べないし、
手術少し前からは、好きでずっと食べていたフードが嫌いになってきていました。
今はそのフードも元通り気に入って食べています《再掲 思いきり遊んだ後の晩ごはんさぞ旨かろうハルはぺろりと》
→「本当はこんなに食べたかった」2015.4.27
上は大好物のヨーグルトを食べているところですが、
食べた後吐くことが多くて止めていましたが、今は毎朝食べています。
朝だけは諸事情により、私が手から食べさせていますが、
もう食べない食べないと悩むことはなくなりました。
おやつの消費量も増えました。
また今も舐め舐めや嗅ぎ嗅ぎがひどいと泡を吐きますが、
回数や量がぐっと減りました。
術後1か月ほどで、コンセントだった鼻の穴も元に戻ります→「術後1カ月鼻はどうなったか」2015.5.10
今の鼻です。すっかり小さくまとまっています大きな穴がすっかり閉じてしまって、塞がっているように見えます。
波琉太は手術前から鼻で呼吸できていたので、比較が難しいです。
奥がどんな状態かわからないので、生まれつきの形体で呼吸は決まるのかなと思います。
ただ、鼻のカピカピがひどくないんです。
濡れてないフレブルの鼻は、松ぼっくりのように組織がはがれます。
ケアにはワセリンを塗るのですが、手術以降ワセリンがあまり減りません。
これは肉球にも言えるのですが、ガサガサが減っています。
一番に願ったこと、睡眠はどうなったか?
いびきはなくなりませんし、変わりないです。
大きな音がすることもあるし、まったく無音のときもあります。
息を吸ったとき、お腹の膨らみ方が前より少しは苦しそうでなくなったようには見えます。
それと、横向きで長く寝られるようになりました

→「眠れる幸せ」20153.4.15
残念ながら、へそ天は波琉太には無理です。
下向きでも、喉の角度かクッションなどの物の当たり方か、
息ができずに首をくっとあげていることがあります。
眠りにくそうにしているのを見ると辛くなりますが、
手術をするかどうか迷っていた頃に比べると、その度合いが違います。
フレンチブルドッグの魅力は、この短頭種気道症候群との戦いと共にあり。
中には手術をしないでも大丈夫な子もいます。
軟口蓋と鼻腔だけの問題ではないので、手術をしても症状がひどいままの子もいます。
波琉太は手術をして、やっと症状のひどくないフレブルになったくらいで、
暑さや運動、呼吸には十分注意が必要なのは変わりありません。
それでも、その注意度が幾分下がったので、私にも少し余裕ができたのは嬉しいことです。
・ガハガハと濁れる音に戻るなよハル荒き息体温上がり
・彼ほどの鉛筆1本入るほど鼻の穴ならハルも楽なり
・症状の再発するを恐れたる日々でありたりこの1年は
・完全に鼻長き犬同様になると錯覚われ戒めん
・一番に暑さに弱り一番に寒さ嫌うやハル変わりなく
去年手術をしようと決めた頃、犬服のショップのモデルに応募しました。
手術直前にモデル決定の知らせをいただきましたが、
手術では命の心配もしたし、その後は体重は落ちているし、鼻不細工と、
どうなることかと思いましたが、少し無理をさせても大丈夫な体になり、
おかげさまで無事モデルのお仕事をさせてもらっています

(写真はサイトより転載)
また状態がひどくならないことを強く強く願います。楽しいことがたくさんできますように


